行方不明者が過去最多を更新
こんにちは、田中です。
認知症やその疑いがあり、 警察に届出があった行方不明者の 2023年の延べ人数が 1万9,039人だったそうです。
警察庁が今月4日に、前年より330人増えて過去最多を 更新したと発表しました。過去最多の更新は11年連続。認知症の高齢者の増加を背景に 右肩上がりで推移しています。
認知症などによる行方不明者の場合、三日以内に見つかる事が多いらしいのですが、そのまま行方不明になったり、亡くなって発見される事も あるそうです・・・
「GPS機器を活用した捜索を行い、行方不明者の早期発見につながった事例もあるので、認知症の方の御家族には、ぜひ活用してほしい」とコメントしています。
高齢化社会を迎えると共に、認知症などによる行方不明者が たくさんいる時代を迎えています。
もはや、私含め身近な問題になりつつあります・・・
相続の観点からも、行方不明者がいることで遺産分割協議が出来なくなり、相続手続きが進められなくなる人が大量発生するということでもあります。
任意後見や信託などの 認知症対策もありますが、行方不明になった時に備えて 前もって遺言を作成するというのも、立派な認知症対策ですね。