ホームインスペクション
こんにちは。 田中です。
今回は中古住宅の価値をつける、ホームインスペクションのお話です。
ホームインスペクションとは、 建物の欠陥や劣化の状況を確認する検査です。2018年から不動産会社にインスペクションの説明や斡旋の有無を確認することが義務付けられました。
インスペクションで検査するのは、建物の基礎や外壁など構造耐力上主要な部分や 雨水の侵入を防止する部分です。検査するのは国土交通省に認められた専門家。第三者機関のプロに建物の状況を検査して もらうことで、客観的に中立的に建物の状況を知ることができます。
近年、不動産売買の現場でだいぶ身近に見られるようになった 「ホームインスペクション（建物状況調査）」ではありますが任意項目のため、まだまだ「インスペクション済」と謳って販売されている中古住宅はさほど多くありません。
そのため、もし気に入った中古物件があれば、「ホームインスペクション（建物状況調査）」 を希望したいとお伝えして売主様のご了解を得ることをご検討されてみてはいかがでしょうか。
ホームインスペクションを行うと、住宅の劣化や欠陥が分かります。雨漏りのようにすぐ修繕した方が良い事項と、サイディングのコーキングの小劣化のように、先々修繕した方が良い事項など、将来的な修繕と費用に付いてもアドバイスをもらえます。
不動産は、家族の生活の基盤となり命を預ける場所。 「状況・状態がわかる」というのは、物件の大きな付加価値となります。
